『製作陣が明かすドラマの舞台裏話満載! 逃げるは恥だが役に立つ シナリオブック』 

 『みくりM』とか、『津崎M』とかいう表記が目立つ。

 「モノローグ」の『M』である。

 逃げ恥は、リアルタイムで観ていた。

 「主人公えらい語るなあ。語りまくるから、観る人が推して測る余地が残らない。圧倒してくる感じの面白さだ」

 という感想をもったのを思い出した。

 シナリオブックなどという本を取り寄せてみたのは、逃げ恥以来、自分の中で大ヒットしたドラマ『アンナチュラル』の最終回の余韻がさめやらない中、その脚本家が、なんと逃げ恥と同じだということを知ったからである。

 作風が似ているとは、露ほども思わなかった。アンナチュラルは、技巧にうならされっぱなしのサスペンスだった。

 野木亜紀子氏。これから、まさに要チェックである。 

  みくりM『お米ひとつで、ひどい態度をとる女じゃない』

(439頁) 

 

逃げるは恥だが役に立つ DVD-BOX

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アンナチュラル DVD-BOX

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