『製作陣が明かすドラマの舞台裏話満載! 逃げるは恥だが役に立つ シナリオブック』
『みくりM』とか、『津崎M』とかいう表記が目立つ。
「モノローグ」の『M』である。
逃げ恥は、リアルタイムで観ていた。
「主人公えらい語るなあ。語りまくるから、観る人が推して測る余地が残らない。圧倒してくる感じの面白さだ」
という感想をもったのを思い出した。
シナリオブックなどという本を取り寄せてみたのは、逃げ恥以来、自分の中で大ヒットしたドラマ『アンナチュラル』の最終回の余韻がさめやらない中、その脚本家が、なんと逃げ恥と同じだということを知ったからである。
作風が似ているとは、露ほども思わなかった。アンナチュラルは、技巧にうならされっぱなしのサスペンスだった。
野木亜紀子氏。これから、まさに要チェックである。
逃げるは恥だが役に立つ シナリオブック 制作陣が明かすドラマの舞台裏話満載! (KCデラックス)
- 作者: 野木亜紀子,海野つなみ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/05/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「
みくりM『お米ひとつで、ひどい態度をとる女じゃない』
」
(439頁)